山 行 報 告
2024/2 /10〜11  北八ケ岳・湯川渓谷、小川山・唐沢の滝
   アイスクライミング
   
メンバ:大谷、越野、三崎、大高ゅ 
記録:三崎

湯川アプローチ   近視のカモシカ君  湯川白髭エリア全景 トライ中(遠望)  トライ中(接近) 
冬の廻り目平   凍てつく唐沢の滝   唐沢の滝その1  唐沢の滝その2    
【コースタイム】

 (2月10日[土])

 横浜6:1510:00南牧村湯川駐車場付近→11:15白鬚エリアでアイスクライミング15:30→駐車場付近⇒16:45稲子湯(泊)

 (2月11日[日])

 稲子湯8:3011:00小川山廻り目平→12:00唐沢の滝でアイスクライミング15:15→廻り目平16:2019:45横浜

【記 録】

 (2月10日) 湯川アイスクライミング

 
中央高速の長坂ICを降り、清里経由で湯川左岸沿いの林道を臨時駐車場目指して進む。先週の雪が深く、スタックすると大変だと思ってたら前方で1台立ち往生。追い越す余地がなくとりあえず、脱出と退避スペースに車を入れるまで手助けして、我々は先に進む。あの雪では十中八九、自力脱出は不可能だろう。大分時間をロスった。

 臨時駐車場の300m程手前で雪がいよいよ深くなり、腹をするので路肩雪掻きして車を停め準備してると先程の二人連れに先を越された。やはりスタックしてJAF呼ぶとの事だがアイスエリアに向うとの事。イデタチは観光だけど、あそこに観光だけでそれだけの執念燃やすSimethingがあるのだろうか? 不思議。

  林道を歩き、途中カモシカと鉢合わせしたりしながらアイスエリアに到着。すごい人出でそこら中の氷瀑にロープがかかってる。乱菊エリアは結氷甘く、白髭エリアで登れるラインを物色してると講習会ガイドの方からロープ使って良いよ、とのコトでそのTop Rope使ってOur Top Ropeをセット。

 多人数が登って階段状になった簡単なところや少し被り気味の難しいところまで各人思い思いにラインを楽しみました。私はアイス初めて、左バイルを上手く打ち込めず苦労しましたが、ピックが小気味よく刺さると気持ちいいですね。 15時頃に切り上げて、今夜の宿の稲子湯に向かい、温泉入って、メシ食べて、宴会やって就寝。 稲子湯はひなびた山小屋風の旅館ですが、安くて、いいところです。

 (2月11日) 唐沢の滝でアイスクライミング

 
朝飯しっかり食べて、小川山目指して出発。廻り目平のゲートは開放されており、アイスの人、金峰山に登る人の車が10台ほど。準備して唐沢の滝まで1時間ほどカモシカ新道を登り、お昼頃唐沢の滝に到着。

 ここも、昨日、湯川で会ったパーティ含めて5パーティほどいてボロ混み。ルートが空くまでしばらく待ち、大谷さんリードで登り出し、Top Ropeセット。

 あまり時間もないので、さっさとトライしました。ここの下段の滝のTop Rope60mロープでないと届きません。見た目以上にスケールがあり、湯川とはまた違った感触。それに日陰寒い。じっとしてると指先、つま先がジンジンかじかんできます。

 15時ころに切り上げて下山。廻り目平には誰もいなくて、夏の喧騒がどこえやら。時間が止まったような静かでした。小雪混じりの風も出てきて寒いので早々に立ち去り、帰路に着きました。 

【感 想】

 初めてアイスクライミングしましたが、ホールドが掘れているところはそんなに難しいとは思いません。ただホールドがない滑らかなバーチカル部分は左アックスを上手く決めれずしんどいですね。  今シーズンはこれで最後だと思いますが、来シーズンは、誰も手を触れていないヴァージンアイスにお手つきしてみたいと思いました。